純情な戯言

V6について真剣に考えてみるブログ。6人とも大好きだよ。突発的に書くのが多め。

プロアイドルの結婚

三宅健はプロアイドルである。


これはV6ファンにとっては周知の事実であると思う。年齢を疑うようなあどけないビジュアルと特徴的な声、キレのあるダンス。キュートな笑顔で撃ち抜いたかと思えば儚げな表情で魅了する。時に甘い言葉を囁き、時に酷く現実的な言葉を吐き、ファンを転がし続ける。あそこまでファンの気持ちが分かるアイドルも珍しいと思う。アイドルという職業に対してのプロ意識が非常に高い健くんは尊敬に値するし、そこに惹かれている三宅担は多いだろう。ファンが彼を褒め称える時にこう言うのも頷ける。
「さすがはプロアイドル!」


でも、だからこそ思うのだ。彼が結婚したとき、彼のアイドル性に惹かれていたファンたちはどんな反応をするのだろうか。私は結婚を全力で祝福するタイプのファンなうえ、健くんなら独身か否かに関わらずアイドルをやっていくだろうと思っているので全く問題はないのだが、そういうファンばかりではないことは知っている。担当が結婚すると幻滅し、担降りして憎み続けるようなファンもいることも知っている。


...怖すぎる。アイドルが結婚したら彼らに夢を見られなくなってしまう人は、何なら結婚した他のメンバーを担降りして健くんを担当にした人は、どんな言葉を彼に投げつけるのだろう。どんなに刺々しく彼を糾弾するのだろう。


健くんは結婚をためらうと思う。彼にはファンの気持ちが分かるから。分かってしまうから。結婚を嫌がるファンの気持ちだって、健くんに永遠のアイドル性・少年性を求めるファンの気持ちだって感じようとすると思う。そんな彼が結婚を決断したとしたら、彼はよっぽどお相手が好きなんだろうし、大切にしたいんだろう。それと同時に、彼はファンの気持ちも考えると思う。発表する日付を慎重に選び、方法を吟味し、結婚を受け入れたくないファンができるだけ傷つかないように結婚発表するのではないだろうか。


「アイドルという職業に必要以上に縛られないでほしい」...プロアイドルと呼ばれる健くんを見るたびにちらっと思う。個人的には、彼には(というかV6には)幸せになって欲しいので、結婚するときには全力で祝福し、彼への愛を叫びたい。そのように応援している人も多いとは思う。ただ、彼が結婚した時に見るかもしれない阿鼻叫喚が怖くなったのでここに吐き出した所存である。